永遠少年症候群

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かいてるひと

ぶくま

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ファンタジー、恋愛要素、ハッピーエンド多め。
たまに暴力やグロテスクな表現があります。
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    ブクログのパブー……電子書籍形式。詩の投稿はこちらのみ。
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    雨の学校

     外は雨で、学校は世間から切り離されたようだった。静かな空間に私は一人取り残されたよう。
     教室を出ると、ひんやりとした空気が膝を撫でた。
     キュッとローファーが音を立てて、私は走り始めた。
     誰もいなくても、必ずいる人を、見つけに。

    「生徒会長」

     ドアを開けながら言うと、部屋の奥から返事が聞こえた。

    「廊下は走るな」

     なんだかとてもホッとして、私はドアに凭れかかった。それからずりずりと座り込む。

    「スカートでその座り方はやめてくれ」
    「うん」
    「お前ほんと口だけな」
    「大丈夫、下にハーパン穿いてるから」
    「そうか」

     しーん、と沈黙が私達の間にはあって、息が苦しくなった。

    「何してるの?」
    「生徒総会の準備」

     傍に寄ると、生徒会長は私を見もせずに何か投げて寄越した。

    「…飴ちゃん?」
    「関西人かお前は」
    「生徒会室に飴なんてあるんだ」
    「内緒な」
    「うん」

     飴を口に放り込みながら近くにあった椅子に座る。

    「帰らないのか?」
    「うん。雨降ってるし…」

     君の傍にいたいから。