月曜日、教室に入るとセフェリノ・ベルスは普通に座っていた。

「……ねぇ、わ、別れたいって、れんらく、きた」

大正哀歌　第二話

　もしも、あの頃に帰れるなら。

「はぁ……」

「烈、今日掃除当番なんだ、先帰ってていいよ」

「寝なさい、ね」

　アルダナの大戦で、僕は親友を失った。

　見知ったコールガールの瞳から光が失われていく。

　しばらくは平穏無事な日々を過ごしていただけに、その宣言は唐突で、とても迷惑だった。

　どうして書き続けるのかと問われたら、私はなんと答えるだろう。

　初めて彼女と言葉を交わしたのは、基地内を案内してもらった最後の場所、射撃訓練場だった。

　やはり、僕の想像通りあとはクリアするだけなのだろうか。

　さて、はやて様に拾われて幾年が経っただろうか。

　藤丸が高校生になったとき、店を手伝い始めた。

　洞窟の奥ではガスマスクを外したヴィンセントがいた。

斉藤和義/雨宿り

　ハッピーエンドは嫌いだ。

　授業を受けていると、私は魔力についてほとんど何も知らなかったんだと改めて思う。

　大佐って、思ったよりも楽だ。

年表

　カレンと再会した日、僕は夜遅くまでカレンと語り合った。

　夜中、寮にはすすり泣きの声が響く。

LUNKHEAD/ギグル

「魔王様、ご両親、そして神官。あなた方が知る英雄譚は、所詮、勝ったものが伝えている偽りの美談です」

「本当に恋にでも落ちたか？」

　ナンパ修行開始から１ヵ月が経った。

　生徒会選挙は、とても盛り上がったと思う。

　豪勢な部屋に僕たちは立ち尽くしていた。

他愛もない秘密が嬉しくて。