永遠少年症候群

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世界の寿命
日常 ,

 伊坂幸太郎「終末のフール」を読んだ。
 ツイッターにも書いたけど、感情移入しすぎるというか世界観に入り込みすぎるというか影響されやすいので、読んでいる間はあと3年後には小惑星が落ちてくるような気持ちになった。読みやすかったからだと思う。
 しかも田舎だから車が通る音も何も聞こえなくて、本当に北斗の拳でいう世紀末みたいな気持ちになって胸がざわざわした。

 伊坂幸太郎は、読んだことなかった。
 重力ピエロとゴールデンスランバーは映画を観た。あと、せっちゃんのベリーベリーストロングも伊坂幸太郎作詞か原作じゃなかったかな。
 最初はただなんとなく手に取らなかっただけなんだけど(ミステリ好きだから)、ここ数年意図的に手に取らなかったのは、私が地元に帰ってきて遠距離恋愛になってしまって別れた元カレが、伊坂幸太郎が好きと言っていた声がよみがえるから、なんていう感傷的な理由からだった。
 もう声はよみがえらなかった。いまだに一緒に撮ったプリクラが財布に入ってるんだけど、もう捨ててもいいかもしれない。おかしいね、ふったのは私なのに。

 さて、終末のフールは、5年前に「8年後に小惑星が衝突する」と発表された世界を舞台にした連作短編です。
 5年間は北斗の拳の世紀末状態で、血の気が多い人や絶望した人があらかた死んだ世界。
 こういうの好きだなぁ。
 個人的には、本のタイトルになっている終末のフール以外は好きだったなぁ。……って、今書いて思い出したけど、アヒルと鴨のコインロッカーの映画があった頃(映画は見てない)に一度だけこの終末のフールを手に取ったことがあることを思い出した。冒頭の短編である終末のフールを数ページ立ち読みして、主人公のおじさんが好きじゃなくて棚に戻したんだ。惜しいことしたんだなー。
 次はアヒルと鴨か死神の精度を読んでみようかなー。っていうかこの人の作品映画化多いなぁ。